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2012年2月

2012年2月28日 (火)

玻璃片。

琵琶湖の豊かな水は、

さざなみになったり、大波になったりしながら、たゆたう。

ひろい湖面の下では

うかがい知れない潮流や地形変化なども起こっていることだろう。

四季を通じて、多くの生き物のいのちが育ち、見えないドラマも繰り広げられているに違いない。

そんなことを思いながら、湖畔を歩く。  砂浜にきらりと光るカケラを発見。

P1190081_3

年も拾い続けたら、サラダボールいっぱいになった。

P1190084

湖底に流れたガラス(玻璃)たちが、ゆらゆらと戯れながら岸に近づいてくる間に

角がまあるくなって、不思議なカケラになる。

P1190083

明治の印判のかけらなども混じっていて

波打ち際の散歩のおみやげは、とってもきれい!

P1190082_2

wave

typhoon

fish

2012年2月24日 (金)

新解さんシリーズ 6 新入り。.

「4月から東京独り暮らしをはじめます。」 と

今日、H美さんが嬉しい報告に来てくださった。。。でかしたネ。デザイン会社の新入社員になるんだって?。

こころから「おめでとう」。優しい野の花のような女子が、東京嵐のなかで生き抜くのは大丈夫かしら、と

心配だけれど、多分我慢強く、しなやかに成長してゆくのだろう。

久し振りに、新明解国語辞典をひもとく。。。。

book第4版 「新入り」

新しく・仲間(刑務所・留置場などに)に入ること。また、入った人。

・・・ケイムショ?「新入り」って、そんなワルい仲間から待たれてる存在なの???? 健全な会社では「新入社員」と呼ばれるのか!!

book 第4版 「辛抱」

環境の苦しさに押し流されないで、向上心を持ち続けること。

・・・・ふむふむ、苦労人である新解さんの激励心が、大量に加味されている!下を向いて耐え忍ぶだけでは、新解さんは、許さない。向上心を持って、上を見上げろって!!

普通の辞書には、「つらいことや苦しいことをがまんすること」とあるのに、

まったく、新解さんは、厳しい。。。

新入りさん!上を向いて歩こう♪ 涙がこぼれないように~~♪

しかし、向上心の湧かない凡人はどうしたらええのかな?

book 第4版 第5版 「凡人」

自らを高める努力を怠ったり功名心を持ち合わせなかったりして、他に対する影響力が皆無のまま一生を終える人。〔マイホーム主義から脱することの出来ない大多数の庶民の意にも用いられる〕

book 第6版 「凡人」

自らを高める努力を怠ったり功名心を持ち合わせなかったりして、他に対する影響力が皆無のまま一生を終える人。〔家庭の幸せや自己の保身を第一に考える庶民の意にも用いられる〕

6版になると、マイホーム主義批判が消え、庶民とは穏やかな家族重視主義者だと記された。

そうだそうだと納得した凡人庶民の私をもう一度切りつける新解さん。

新明解は、甘くないのだ。。。容赦ない切り口で、庶民と雲上人を線引きし、階級の存在を示す。

book 第4版 「庶民」

特別の地位・資格・権能などを持たない、一般の人たち。〔特に資産は持ってないが、健全な勤労者を指す〕

・・・・「資格」を持ってたら、「庶民」ではないって? 

しかも、たとえ、わずかでも貯金を持って、不健全に生きてるひとは、庶民にも入れない。

庶民の対語は「雲の上の存在」となっている。

ちなみに、労働者の街、北九州市の愛され続けるフリーペーパーのタイトルが「雲のうえ」。

これは、心温かい庶民の記事が満載のユニイクな冊子。

Photo_6 (←バックナンバー表紙)

東京も、滋賀も、北九州も、同じ空の下、上を向いたり下を向いたりしながら、

へら~~っと笑って前進しようよ。 

scissors応援してるよ、新入りの、新入社員のH美さん!!!

2012年2月21日 (火)

梅の香り。

冬の寒さをじっとこらえて、小さなつぼみがふわりとほどける。

長浜盆梅展、開花中。

http://www.nagahamashi.org/bonbai/

Photo_4

この晴れ舞台に、一鉢一鉢の古木が開花するために、

四季の手入れにどれだけの細心の手間が惜しみなく重ねられてきたかを、

係わった方々からお聞きすると、「また来年もここで会えますように」と

樹齢数百年の梅に話しかけずにはいられない。Photo_5

・・・・慶雲館のお座敷の電灯の笠も、あら、梅もよう。

ライトアップされて、

静けさに香り漂う夜の梅見も、なかなか風流なもの。

3月11日までの開催、盆梅の香りをどうぞ。

cloud

寒さにも慣れたこのごろ、

時折、ふっと陽射しが差し込んだりすると

空や風や雲が、ふわっと軽く透き通ってきているのに気がつく。

道端に積んである雪は見ないふりをして

夕暮れ時、琵琶湖まで歩いてみる。 ・・・あ、やっぱり、夕焼けも優しい色になってきた。

雪がちらちら舞ってはいたけれど、やはり空は、真冬と違う色をしている。

梅が香り、山にかかった雲が薄くなり、青い空が広がってくると

湖北に春の気配。

さあ、深呼吸・・・・・

2012219

2012年2月17日 (金)

「雪解け水」。

週末に向けて寒波再来、朝から雪が舞う。今日も明日も、天気予報には雪だるまの整列。

雪雪雪雪雪雪雪雪

すんなり歩けるようになっていた路ももう真っ白だ。

でも、もう2月も半ば。  暦はきちんと春に近寄っている。 これを唱えるとちょっと胸のあたりが温まる。

book 春よ泡沫器官内泡沫細胞 夏石番矢

       句集 人体オペラ (書肆山田) より

Photo_14

星降る空にも見える透明な青い空間・・・・・

小さな「きらめき」たちが自由自在に浮遊して、ポコンピコンと春めいた音を奏でながら

ふふふとさざめき笑い合っている。

響きあえることが嬉しくってたまらないのね?

凍った雪の塊であった時分は、身動きさえできなかったけれど、今は少しずつほどけてきて

自由に踊れるようにもなったのね!

薄ら氷(うすらひ)が、陽を浴びて少しずつ水にかたちを変えるとき、きっとこんなふうにきらめく。

樹里さんという作家が描いてくれた小さな絵(額:8㎝角)の

タイトルは「雪解け水」。

その小ささゆえに、耳を寄せると聴こえてくる泡沫細胞の音。

2

雪や

心が

とけゆくときには、必ず音楽が聴こえることを、絵にしてくれてありがとう。

春待ちの、絵。

chick

2012年2月13日 (月)

ロベール・ドアノー。

パリ市庁舎前のキス(Le Baiser de l'Hotel de Ville, Paris, 1950) Photo_13

ピカソのパン(Picasso and the loaves , 1952)

1952_2

あまりに有名なこれらの写真、これはロベール・ドアノーRobert Doisneau(1912-1994)の作品です。

「レンズは主観的だ。この世界をあるがままに示すのではない。

私が気持ちよく感じ、人々が親切で、私が受けたいと思うやさしさがある世界だ。

私の写真はそんな世界が存在しうることの証明なのだ。」

彼は街を歩き回り、「感嘆する瞬間」が訪れるのを忍耐強く待ち、

「永遠から獲得した数分のうちの1秒」を切り取ります。   「写真は創るものではなく、探すものだ。」

Photo_14

さざなみ古書店の棚にはドアノー作品集(可必出版1987)、HAZENドアノー作品集(1996)、

ドアノーが尊敬するウジェーヌ・アジェの回顧集(1998)、石元泰博Tow Cities,

アジェを追いかけたヘレニス・アボットの写真集などが並んでいます。

Book

既にご予約済の本もありますが、写真家の視線をなぞりながら、時代の空気を楽しんでください。

Photo_15

ちなみに店主は↑この、丸眼鏡をかけたル・コルビジェが佇む写真が気に入っています。

camera

eyeglass

2012年2月10日 (金)

雛の春。

まだきんと冷えた2月の空気のなかで

仕舞ってあったお雛飾りの包みを丁寧にほどいて、雛のお顔に会う瞬間、

女人の胸の中には、ほんのり紅が差すような、小さな春がおりてくるのではないかしら。

少女だった自分がふと横切って行く。

「また会えましたね」

桃色の光がそこにだけ届く。その女人の人生が過酷なほど、その刹那の光は濃いのだろう。

一年に一度のしつらえの決まりごとを為すとき、

否応なく、区切りの間に流れた日々が思い起こされる。それは修練のように。

傷んだ年も、苦しい年も、穏やかな年も、さまざまな一年を、また積み重ねてゆくのだ。

桃の節句を前に、

木地師 仁城義勝さんの栗の平らな大皿に

奈良一刀彫の小さなお雛様たちを飾る。 土でできた博多おはじきのお花を添えて。

  210_19

一番古いお雛さまはすっかり黒ずんでいて、穏やかな表情。

210_3

わずか高さ1センチの座り雛のお顔は、ぐっと近寄って覗かなければ見えない。

手に乗せて刀で彫ったその技を思わずにはいられない。

210_28

8日からはじまった「長浜のお雛さまめぐり」

www.biwa.ne.jp/~machiyak/nagahama_hinameguri.pdf

では、町中の商店街数十店が、各家に伝わるお雛飾りを

通りから見えるスペースに飾り、道行くひとを楽しませる。

享保の雛、段飾り、ガラスの雛、たくさんの雛たちが、春の花が咲くように町で微笑んでいて。

内裏様とお雛様の、愛あるカップルの姿は

なんともほのぼのとあたたかい。

heart

2012年2月 5日 (日)

大雪点描。レディ牙牙。

数十年ぶりの豪雪で、雪どけ作業にお疲れの湖北のみなさまには、

もう見るのもイヤ!(ですよネ!)

そんな画像の数々ですが、積雪の少ない町にお住いの方々のためにお届けします。

・・・・観雪を楽しむ余裕のある店主も、初心者だから?

来年からははしゃげない!ですね。

自宅篇》 我が住処と、古い蔵との間の細い通路の木戸を開けました。

唖然、 ! ↓塞がってるワ!

店主にとっては米川へ通じる大事な非常口、しかし、この、どけられない量!

昨日来店した高校生男子が提案してくれた方法は、「水を掛けてトンネル掘る」 ← もっとマジメに考えてよ!!

1

米川篇その1》 いわゆる流氷、ですね。←流雪??

落下雪塊が琵琶湖へどんぶらこっこ~~~

2

米川篇その2》 窓から左手の伊吹側を見ると、針屋橋のらんかんの上にさらに雪のバリケード?

観光客が背伸びしても米川が見えませ~~~ん。

ま、通行中の方々は滑らないように、足元見てますよね。。。。。。

Photo_2

さざなみ古書店篇》 すぐ上には立派なつらら、思わず見とれました。

でも、落ちたら、凶器? 頭上注意。刺さります?~~。よけましょう!

P2040009_640x480

公園の散歩道篇》 琵琶湖に向かっていつも歩く道が!!これ以上は進めません

。。。うちのわんちゃん、完全埋没で~~す。

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大通寺篇》 境内から正門を見ました。貫禄にあふれた立派な御門。朝の静寂のひととき。

Photo 

いかがでしたか??

かじかむ手の冷たさまでは伝わらないかと思いますが、湖北長浜の冬を一緒に歩いていただきました。

自宅2階篇》 最後に、とっておきの、ショットを。 

2月1日のブログ画像の雪庇が落下後、次なる雪庇(セッピ)が出現、

なんとも不思議なオブジェでしょう?!!

先端のつららを擁したまま湾曲したエレガントな美しいラインをお楽しみください~~~~。

(店主はこれをレディ牙牙 と呼んでます。)

2_2

ちなみに、この雪庇も、昨晩無事落下し、1階屋根経由で琵琶湖へながれゆきました。

そのときの大轟音~~~!店主は落雪音にはすっかり慣れちゃいましたよ。

snow

2012年2月 1日 (水)

2月。

雪雪雪雪雪雪雪

これはMapion  長浜市の天気予報欄にずらりと並んでいる雪だるまマーク。

きれいに整列しているのを見ると何だか可愛くてほころぶけれど、

今日も一日雪なんだネ~~と小さいため息も出たり。

Photo

朝、窓を開けると、屋根からなにやらぶらさがっている!!   わお! なんだぁ?これ???

魚のひれとしか思えない、巨大なオブジェ。 しばらくの間、全身、目まで固まる。

このオブジェは、セッピ というもの、であるらしい。。。。雪庇。

店主にとっては、この歳でお初の物体に遭遇して、「ふんふん、積もった雪が屋根から少しずつ下降する場合、

このような形状になるのだわネ、、、さもありなん。」とつぶやく。。。面白きこと多し。

↓31日、さざなみ古書店を閉める頃、伊吹方面をみた町景色。

Photo_2

しんしんと降る雪が町まるごとを、静寂の夜にひきずりこもうとしている夕暮れ時。

そして・・・・・音が消えた冬の夜半。    明日はもう2月なんだ・・・・と思う。

岩手に住む年上の女子友が、毎月送ってくれる写真カレンダーが、到着し、そのシャープなデザインを見たら

寒さで縮まった身体が、少し伸びた。

さざなみ古書店デスク定位置のカレンダー。

防波堤と、壁についているオレンジ色のハシゴを取り込んだおしゃれなレイアウト、縦書きという斬新な手法に

遊び心があふれていて、キュートな友の瞳が「ふふふ。」と笑うのが目に浮かぶ。

防波堤の上で遠くを見てるのは、カモメ?

2

自分を縛らないで生きようよと、語り合った友からの、「楽しくやろ~よ、自由感は大事!」というメッセージかな。

そうよね、縮こまっちゃいけない!

2月は、すっかり春の準備を整えている植物たちが、だんだん大きく呼吸をはじめる季節なのだ。

雪がふってるけど、散歩の路で、どっかにある、小さな芽吹きを探そうっと!!

bud

sun

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