フォト
2016年3月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

« 大雪点描。レディ牙牙。 | トップページ | ロベール・ドアノー。 »

2012年2月10日 (金)

雛の春。

まだきんと冷えた2月の空気のなかで

仕舞ってあったお雛飾りの包みを丁寧にほどいて、雛のお顔に会う瞬間、

女人の胸の中には、ほんのり紅が差すような、小さな春がおりてくるのではないかしら。

少女だった自分がふと横切って行く。

「また会えましたね」

桃色の光がそこにだけ届く。その女人の人生が過酷なほど、その刹那の光は濃いのだろう。

一年に一度のしつらえの決まりごとを為すとき、

否応なく、区切りの間に流れた日々が思い起こされる。それは修練のように。

傷んだ年も、苦しい年も、穏やかな年も、さまざまな一年を、また積み重ねてゆくのだ。

桃の節句を前に、

木地師 仁城義勝さんの栗の平らな大皿に

奈良一刀彫の小さなお雛様たちを飾る。 土でできた博多おはじきのお花を添えて。

  210_19

一番古いお雛さまはすっかり黒ずんでいて、穏やかな表情。

210_3

わずか高さ1センチの座り雛のお顔は、ぐっと近寄って覗かなければ見えない。

手に乗せて刀で彫ったその技を思わずにはいられない。

210_28

8日からはじまった「長浜のお雛さまめぐり」

www.biwa.ne.jp/~machiyak/nagahama_hinameguri.pdf

では、町中の商店街数十店が、各家に伝わるお雛飾りを

通りから見えるスペースに飾り、道行くひとを楽しませる。

享保の雛、段飾り、ガラスの雛、たくさんの雛たちが、春の花が咲くように町で微笑んでいて。

内裏様とお雛様の、愛あるカップルの姿は

なんともほのぼのとあたたかい。

heart

« 大雪点描。レディ牙牙。 | トップページ | ロベール・ドアノー。 »

コメント

こんばんは。すてきなお雛様ですね。わたしは子供のころ、お雛様を買ってもらえなかったので、最近妙にお雛様がほしくなりました。数年前に買ったお雛様、ちょっとかけてしまいましたが、そのまま飾っています。

>女人の胸の中には、ほんのり紅が差すような、小さな春がおりてくるのではないかしら。
なんて美しい言葉でしょう♪

なずな様

こんばんは。
なずなさんはどんな気持ちで大事なお雛さまを、飾られたのでしょう?
ふうわり桃の香りがしたのでしょうか?

ひとがた であるお雛様に、毎年穏やかな気持ちで逢いたいものですね。

;お雛様には縁がないですね(^-^;

聞いてください!!
2/14日19時から長浜城でゲリライベントします!
よかったらぜひ見に来てください!
へんな告知してしまってごめんなさい

かねだくん

おはようございます。
いいなぁ。自由時間を満喫中?
イベントって、まさか、その歳で(?)バレンタイン関連だったら、許しませぬぞ。??
それに、
ゲリラって、告知ありなの?(笑)

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1544525/44061563

この記事へのトラックバック一覧です: 雛の春。:

« 大雪点描。レディ牙牙。 | トップページ | ロベール・ドアノー。 »