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2012年3月

2012年3月31日 (土)

第3土日のお楽しみ。

ツバメノートをご存じですか?

表紙のデザインは1947年から変わっていません。Photo_3

糸綴じ大学ノートの表紙裏には、

「一万年以上永久保存が利く中性紙フールスです。

かたくなに本物・良い品の追及をしています。」 

・・・と、薄色インクの文字で会社のポリシーが印刷されています。

世界中に、この作り手を支持して、使い続ける愛用者がいます。

黒沢監督もそうでした。

・・・近くにツバメノートを扱ってる店があればいいな~と

思っていたところ、~~発見!!!!!!

彦根ウモレボン市で会ったRhythm さん。

Rhythm_2

http://rhythm-shopping.com/

・・・嬉しいお知らせです。

さざなみ古書店の、さざなみ通路で、

毎月第3土曜・日曜日(10時~16時)の二日間、Rhythm さんがショップを開いてくれることになりました。

文房具好きな方も、そうでもない方も、

きちんと作られたノートや輸入文具、どこか懐かしいモノたちに出会ってください。

あなたのデスクが今までとちょっと違ってみえるかも。。。

ちょうど、4月の14・15日は、曳山祭りの真っ最中。

伝統のこども歌舞伎と、ノスタルジックな文具を、一緒に楽しんでくださると嬉しいな~~~~。

Sazanami_omote

Sazanami_ura

2012年3月27日 (火)

お地蔵堂当番。

御坊さん(大通寺)より少し東、米川にかかる米川橋のたもとに

御堂前町のお地蔵堂がある。

参)江戸時代この辺りに多かった米屋は、水車で精米していたという。川の名を米川、かつての町名も米川町、橋は、米川橋と呼ぶ。(湖北の地域情報誌「み~な17号」より)   

    camera pencil み~な編集室:http://www.n-miina.net/

中近世以降に、地域のこどもの守り神として信仰されるようになったお地蔵様。

八月の地蔵盆には、提灯や花やお供え物で華やぐ一角に、町内の人びとが集う。

Photo_5

近江は、近畿圏では盛んに行われる地蔵盆の、北東限だという。

町内の当番や行事慣例はいろいろあって、幾重にも町を支える強い組織力として機能している。

・・・・はじめて、地蔵堂当番が廻ってきた。

ずっしりと重たい年季の入った木箱を渡されて、驚く。

これらは、長浜の町では、至極ありふれた古きよき物なのだ。

中には、当番控帖と、

お仏飯の器と提灯2基、予備金具などが収まっている。

Photo

↓木蓋の裏には、申し送り事項の墨跡。

当番のお勤めは??(人生初体験の当番ナリ)

・・・お花をお上げすること、佛飯をお供えする、提灯を掲ぐ日の内容を目をこらして読む。

Photo_4

3月弥生末日までの一箇月  と、当番控帖に日付と記名を終えた。

町人たちが守り継いできた習いに、新参の店主も加えてもらったこの巡りに

いささか、不慣れながらも、なんだか嬉しい気分だ。

数十軒を廻るこの当番、次に廻ってくるのは何年後なんだろ?

sandclock

2012年3月23日 (金)

もよう替え。

さざなみ古書店、少し店内レイアウト替え。

店主には、中学生の頃に自分用の一角をあてがわれて以来、時々「模様替え熱」にかかっては、

夢中であれこれと移動させて雰囲気を変えてみる癖(ヘキ)あり。

変えたとたんに、今までと別の空間が出来るのがオモシロくて。

2_2

せっせと室内平面図を書きまくって

妄想設計士だった小学生時代。

予兆から数日を経ると、「模様替え熱」スィッチは突然オン、フル稼働をはじめる。

昨夜は2時半まで、本棚の組み立てと配置、ものを移動、本の整理に熱中してしまう。

増える本を、店内でゆっくり見ていただけるように、

店主が奥にひっこんで作業できるように、

狭い限られたスペースながら、改善を試みて、あれこれ思案、、これが何とも止まらない作業。

1

これは、店主のデスクから

身体を右に傾けると、布の野菜たちの向こうに見える玄関ドアとさざなみ廊下。

タイシルクの優れた手工芸品の野菜たちは、

元気ないい色をしている。

葉物以外に、じゃが芋もころがってる。

先が黄色味を帯びてるネギを、本物だと思われ「あら、このネギしなびてるワ」とおっしゃったお客様も、

アスパラガスの丁寧な造りに驚かれたお客様も、笑ってくださった。

お花もいいけど、野菜もいいでしょ?

tulip

2012年3月19日 (月)

まなざしの記憶。

時が翔ぶ、場所が翔ぶ・・・・・まなざしを翼にして・・・・・・・・・・・・・・・・

48400414

(阪急コミュニケーションズ 出版 2000年 ¥2625)

写真家植田正治(1913~2000)の遺作から

臨床哲学者鷲田清一が75点の静かな作品を選んだ。

「他人に手をさしのべるそういうさりげないホスピタリティが、湿りけのまったくない画面に

滲みわたっている。モダンな社会の感受性、ほんとうの個人主義に立つ共同生活の

感受性というものはこういうものかと、はたと気づいたとき、(中略)~その写真に言葉を添える

という気持ちになって~(後略)」

この本は編まれた。

「わたしたちにいま必要なのは、

「美しく」生きるというよりささえあいながら生きるということであり、

そのために必要なのは、ひとびとがそれぞれに時間をかけて折り畳んできた経験の襞の

ひとつひとつをいつくしむということだ。

その襞をしとやかに飾る化粧をこそ、わたしたちは待望している。」

(ときめく時間)

「まなざすというのは、距離をおいて他人を見るというよりも、

むしろ他人に思いを届ける行為、他人の存在に触れてゆく経験だ。(後略)」

(顔の渇き)

軽やかでシュールな植田正治のモノクロームの構図に、鷲田の言葉がゆらっと触れるたびに、

陰影の向こう側から

かすかなせせらぎにも似た小さな楽曲が聴こえてくるようだ。

世界を異にするふたりが近づいて作った書物の、味わいはそこにこそある。

book  pencil

「3.11後に風雅を考える」シンポジウム(長浜市曳山博物館)で話された鷲田清一さん。

いただいたサインの書体は

イメージ通り柔らかかった。

Photo

2012年3月14日 (水)

湖面の春。

吹く風に、明るいひかりがくるまれている。Photo

冬の錘(おもり)がはずされて、やっと、季節が軽くなってきた。

昨朝は、咲いたばかりの庭の水仙が、淡雪をかぶって震えてたのに!!→

今朝の琵琶湖は

ひろ~くひろ~く

澄みきった春の色。

遠くに雪嶺を望みながら、青く凪ぎわたる水面。

さざなみが寄せる音も、余裕のスローテンポ。

ざっくざっくと足跡をつけながら、砂浜を歩く。

空気はまだ、指がちぎれるほど冷たいけれど、手袋を取って

いくつかの玻璃片と印判のカケラを、拾う。

Photo_2

日本が底知れぬ不安に包まれているなかでも、

季節は巡りきて、

人々の日常の感性に、驚きやときめきを、きちんと手渡してゆく。

Photo_3

←咲き初めた梅。

昨年よりもずっと開花が遅れている梅林が、

これからの散歩の楽しみ。

漂う清らかな香りが、

朝のひとときを極上にしてくれる。

桜並木を見上げてみると、なんだか木立全体がほんのりしていた。

4月になったら、どちらも咲いている風景が見られるかもしれない。

↓桜のつぼみ。

Photo_5

「ぬくとうなってきたなあ!」 と、ほころんだ顔と すれ違う。

sun

きっと、不意に訪れるであろう「陽春」の日差しを

湖北の人々はそわそわしながら、待っている。。。

sun

2012年3月11日 (日)

まちの記憶。

昭和の匂いって・・・・どんな匂い?

掘りごたつの練炭、火鉢、炭団、氷冷蔵庫、ローラー式脱水?の洗濯機、

団扇、に 蠅たたき、ズックにブルマ、白のトレパン、膝の赤チン。・・・・

テレビもまだなくて、棚の上のラジオから流れる番組が楽しかった小学校時代、

・・・昭和30年代の生活用品たちが、目に浮かんでくる。

舗装もされていない路地で、影が長くなるまで、ゴム跳びして遊んだっけ。

一日は、少年少女が生きるには、十分に長く、のびのびと空気を吸いこんだ時代。

今から40年前の、

1970年代の大津の人々の姿を、モノクロ写真で切り取った写真集(¥500)をご紹介。

「昭和の大津 まちの記憶」

P3110023

まちづくり大津百町館 がH18年に発行したもの。

作者は村田信夫氏。

歴史的建造物修復建築家 として、伝統的な建築の復元保存の仕事で、活躍されている。

P3110024

下町好き、人間好き、の彼の視線は昭和40年代の大津界隈の穏やかな空気を捉えていて、

めくるたびに、

気持ちが、ふわりとゆるめられる。

きっと、映し出された風景の、人の歩みの、その陰影の向こうに、

目に見えない大事な暮しがある。

静かに、静かに、それを探し出したい。

snail

今夜は、ほたてあかり を灯して過ごします。

2012年3月 7日 (水)

角野栄子さん。

「魔女の宅急便」は宮崎駿アニメであまりに有名だけれど、Photo_3

原作者は、大好きな 作家の角野栄子さん !!

きらきらした瞳の素敵な70代。

「魔法はひとつ」というタイトルの講演(in長浜)を聞きました。

「魔女」は「女」である!!!!

・・・・なぜでしょ?ね。

男子の魔人ってどうにも、あまり人間の役に立つとも思えない存在。

ところが、「母性」を源流に、

医術薬学呪術、民間療法などの専門家となった女子たちは、

人々のために、その超自然・不可思議な技能を駆使したゆえに、「魔女」として畏れられてしまうのです。

魔女 とは・・・・・・

「見えない世界と、見える世界を同時に持っているひと」

女に備わった偉大な力・・・・効率の世界(原発)ではない世界を見ることができる力。

今、必要とされている「まなざし」は、「見えない世界を見るまなざし」です。

角野栄子さんの語り口は、仲良しの友の声に似ていました。

店主は、会場で質問コーナーの最後に手を挙げて、

絵本「魔女からの手紙」「小さな魔女からの手紙」(ポプラ社)についてお尋ねしましたヨ^^。

Photo_4「絵が先です」と優しくお答えいただきました。

 たくさんの画家たちが魔女の絵を描いて、それに

 角野さんがショートストーリーをつけたもの。

 ペイジごとにコラボの愉しさを味わえます

 (魔女国特製切手シール付)

 

もうひとつの近作、自伝的74歳の冒険ストーリー、

「ラストラン」という本にもサインをもらいました。この作品にも、「見えないもの」が出てきます。

http://www.kadokawa.co.jp/sp/201101-04/

魔女は案外たくさん棲息しているので、

魔女のまなざしを持つ女子が、あなたのまわりで不思議なコトを起こしていても

驚かないでくださいね。

21_2

2012年3月 3日 (土)

ほたてあかり で、つながりましょう。

もうすぐ3月11日が来ます。

被災された方々が迎えるその日は、重く切なく、身がちぎれる思いに満ちているのかも知れません。

失ったものの大きさを痛感しなくてはならない時間は、いつまでも、いつまでも変わらぬつらさで

やってきます。時間が癒してくれるのは、ほんの表面だけ。。。

でも生きている人は、朝日を迎え、夕陽を見送り、一日24時間を繰り返し、進まなくてはなりません。

Photo

宮城県本吉郡南三陸町歌津 田の浦地区の、浜の女性たちの手により、

滋賀県のお寺で出る和ろうそくの残りを再生、ホタテ貝殻に乗せて、

エコキャンドルが作られています。この 「ほたてあかり」(500円)は各地で販売されています。

売上の半分はお母さんたちに、半分は田の浦集落の復興に。

http://hotateakari.blog.fc2.com/

離れていてもできる復興支援として、みなさんの応援の気持ちを、

南三陸に届けましょう~~~。

包みの中の2枚の貝殻のうちの、1枚にメッセージを書いて、さざなみ古書店に持ってきてください。

田の浦の女性たちは、買ってくれた人の励ましが一番嬉しいそうなのです。

小学生からもこんな素晴らしいメッセージが届いてます!↓

Hotate

さざなみ古書店にありますので、

みなさま、遠くの傷みに思いを馳せて

三陸のお母さんたちにつながってくださいね。

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