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2012年7月13日 (金)

人災。

小さな島、日本に、経験したことのない天災が多発しているなかにあって、

「人災」が重なってもっと人が苦しむ。 ・・・ どれほど多くの「無責任」「邪悪」が積み重なった結果だろう。

遠くでのほほんとしていた自分も、その長い連鎖に確かに加担していたと感ずると、苦しくなる。

人が人のために為すこと は 決して善ではない。

壮絶なノンフィクションを読むとそれを思い知らされることになる。Photo

book イマキュレー・イリバギザの「生かされて」(2006 PHP)

book プーラン・デヴィの「女盗賊プーラン」(1997 草思社) などなど。

P7130328


想像を超える衝撃に、読みながら、心拍数まで上がってしまう。

自分の心の奥の「人災に対する怒り」にじわっとリンクするのを知覚しながら、

そして、必ずそのために気分が撃沈するのだが、ともかく読み進む。

飢餓、殺りく、レイプ、差別、虐待、不条理なことは、同じ地上で、近年の出来事として存在する。

祈りを鎧にして、ルワンダ大量虐殺を奇跡的に生き延びたイマキュレー・イリバギザは、

神と対話しながら、虐殺者までも赦す境地に至り、その美しく強靭な生き方で圧倒する。

一方、プーラン・デヴィは、加害者への復讐に燃える。

誰もが忍従する強靭な差別制度下のインドで、無法へと突き進んだ憤怒のプーラン。

カースト社会のもとで11歳で嫁ぎ、以来苛酷なレイプや犬以下の扱いを受け続け、

盗賊団に入り、虐待者射殺、投獄され、釈放、国会議員に、そして最後に暗殺される、

という数奇な人生。 たったひとつ、愛を知った事実には、ほっとするが、その夫も殺される。

。。。。

人間の尊厳、生命の価値、について、考えるには、

想像を超える闘いをした人々の実話を読むのも大事なことかもしれない。

「人災」というのは、

その複雑で根深い構造ゆえ、新たな悲劇を更新しつづけることになるのだろう。

根っこを掘り出して、消毒しないとダメなんだと思う。

ひとりひとりが、制度や利害に依らず、

まっすぐに自分の思いを声に出すことが

人が作る災いをこれ以上増やさない手立てになるのではないか。 

そのためには、正しい情報を手に入れなければならないが。・・・・・・・。

snail

日本中で平和的に行われている毎週金曜日の行動は、そういう意味で清々しいと思う。

※ 奈良美智さんのポスター、セブンイレブンでネットプリント19日まで  79769932 100円/A3

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