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2012年12月

2012年12月29日 (土)

2012年が暮れて。

あと二日で今年が終わる。

昨日、「ハハハ!分かり易い!元気なくしてるみたいだね~~~!」と湯島のイヌヅカ堂店主からの電話。

変わらぬバリトンで、しっかりと叱咤激励されてしまった。  

遠くの級友から、選挙後の意気消沈を見抜かれていたのが、クヤシイ。

「分かったヨ。大丈~~夫!明るく新年を迎えるからサ!」と強がりを言う!!!

sun明るく生きなくて、どおする???

さざなみ古書店のこの一年は、前へ進むために、大事な年だった。

幾つかの地方記事やメディアに取り上げていただいたおかげで、

はじめてのお客様が訪ねてくださり、たくさんの旅人ともつながることが出来た。

ふらりと長浜を歩く本好きな方に発見していただくと、ことさら嬉しい。

大昔に目にした「国分寺書店のオババ」への憧れと、

長年の古本屋巡り経験をもとに、自分勝手スタイルではじめた小さな店。

それなのに、何と、古本屋初級認定試験?に、突然受かったのだ?!!!!!これには驚いた。

発見したのは↓新刊「古本の雑誌」(本の雑誌社 2012年10/25 ¥1600)

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愛好者にはたまらない情報満載の雑誌。

http://www.webdoku.jp/kanko/page/9784860112349.html

そのなかの「古本マニアがすすめる全国古本屋ガイド」・・・

4人の古本達人の「46都道府県の買える古本屋を教える」対談記事。

北からはじまって、「滋賀もめっちゃ少ないですね」のあと、

大津の古今書房、そして・・・・なんと!いつのまに??↓

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そ、そ、そのお洒落なおばさん って、誰???sign02ここで爆笑!!!

隠密取材には気づかなかったけれど、さすがに値段の付け方まで正確に把握する眼に、敬服。

おおおぉ!マニアの世界から、「古本屋」と認定された~~~~!!そのことが

一年目店主の不安を払しょくする出来事だったのだ。

北九州では、よく行った小倉の老舗「古書城田」、「今井書店」が出ている。

― この降ってわいた一次試験合格?祝いに、ウィ〇キーで乾杯したのは言うまでもない。

こんな思いがけない支えもいただけた2012年、そして、2013年もいいことがありますように。

chair さざなみ古書店では

皆さまがゆっくりと過ごせる時間をご用意して

本たちと一緒に、お待ちしています。 どうぞよろしくお願いいたします。

どうぞ、ドアを開けて、じっくり向かい合いたい本に出会ってください。

みなさまも明るく新年を迎えられますように、お祈りしています。

door年明け営業日のお知らせ》

新年は、2・3日は営業。 4(金)~6(日)日は休ませていただき、7日から通常営業です。

( OPEN 11:00~17:00 水曜・木曜定休  ※時々不定休 )

2012年12月24日 (月)

ホワイト、ホワイト。

朝、まだ暗いはずの窓の向こうが明るい・・・・Pc240200_3

やっぱり雪だ!!!

UVクリームを塗り、ダウンを着込んで、首にマキマキ巻いて、毛糸の手袋はめて

シニアのココア君と、朝の散歩。スポンジに切りこむようにざくざく足穴を開けて歩く。

下腹まで撃沈しながら懸命に前進する散歩好き老犬の、必死の足跡を思わず撮る。→

こんな積雪日に怯まない根性がまことにエライ!?

境内を抜けて、大通寺の日本庭園へ向かう。。

池の向こうに、雪をのせた大屋根が美しい線を描いていて、はっとする。

薄氷の池は、まるで、

ひっそり閉じていた夜のとばりが、朝の訪れに気づいて、自らひびわれたような様相である。

白い白い風景の中の、音のない、うす玻璃の世界。

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この画像を撮ったあと、右の空に見える雪雲が近づいてきて、また降り始めた。

家に戻って

老犬の身体に絡みついた雪玉をお湯で溶かしてから、

温かい珈琲を飲んでいると、

棚のガラス瓶が、きらりと私になにか言いたげだ。

さっき見た凍てついた水面と同じような薄さだこと。

空気の泡を含んでいるから、冷たくはない。澄んだガラスの面取りの瓶。

Photo

口のあたりが、華奢な布地をすぼめたような造形で、とても細い。

透き通ったドレスをまとい

身体をほんの少しひねった、エレガントな婦人のようだ。

荒川尚也さんの宙吹きガラス作品。

xmassnow

今年のクリスマスに、私の所に降りて、優しい言葉をくれる天使は

もしかして、このガラスのレディ???

present 

白いイブは、東北から届けられたトロイカのチーズケーキを食べて、

特別なウス〇ーで天使に乾杯します!

2012年12月15日 (土)

未来圏からの風。

book 「ぼくたちはどこへ行くのか。

ヒマラヤ、アラスカ、バリ島を巡り、

ダライラマ、星野道夫、そしてアメリカの最先端科学者たちを訪ねる、池澤夏樹の旅。」

・・・・この帯が巻かれた1996年の本。分厚いPARCOの ペーパーブック。

垂水健吾の写真がモノクロームで多数挿入されている。

「諸君はこの颯爽(さっそう)たる諸君の未来圏から吹いて来る

 透明な清潔な風を感じないのか」・・・詩人、宮沢賢治が、

岩手県花巻農学校の教員を辞したときの思いを綴(つづ)った言葉。

このなかの「未来圏」という言葉を、人間全体を考える旅のキーワードに選んで

池澤夏樹 (http://www.impala.jp/)の、細やかな感性と考察の旅がはじまる。

ヒマラヤに宿営して数週間、砂曼荼羅作りや儀式への参加などのあと、

ダライラマとの謁見をするのだが、その内容は深く、礼節と真摯さに満ちている。。。

 ◆猊下 「自分の努力には何の効果もないだろうと思って、ある種の無力感を抱く。

 そういう姿勢は間違いだと私は考えます。いずれにしても他の方法はない。

 よりよい世界、よりよい幸福な世界が欲しいというのならば、私たち人間の一人一人が努力を

 するほかない。私達の責任なのです。」

 ◆猊下 「つまり、この小さな青い星が私たちの唯一の家であり、それ全体に関わる問題が存在する以上、

 われわれは地球規模の責任感というのもを発展させるしかないのです。これが利他主義の基本ですよ。」

 ◆池澤 「なんどとなくくりかえし考えてみることにいたします。」

night アラスカの故星野道夫の家でも、焚火の前で尽きぬ会話が、交わされた。

池澤の短い言葉の投げかけに、星野道夫の雄大な自然観が展開されて、わくわくして読む。

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物理学者フリーマン・ダイソン、生物学者リン・マーグリス、生物学者トーマス・レイ、との会談も

その時の光景の写真ペエジが、同時に会話の和やかな空気まで伝えて、

インタビューならではの語りの面白さだけでなく、

素人には解かりにくい専門分野を優しい会話文で、味わうこともできる。

左に並べたのは、リン・マーグリース女史の著書「不思議なダンス」性行動の生物学 (1993 青土社)

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人と、人が出会って作ることの出来るその場にふっと生まれ出るきらめく言葉の記憶。

だが、それが本という形になると、いくらかの臨場感をシェアできるから、

密度ある時間のお裾分け に与るとでもいうのかも知れない。

読者は想像力という自分の道具を使って

彼らの傍を通り抜け、また違う世界を旅することもできるのだ。

今夜は、

「われわれはどこに行くのか」という問いかけが

格別に胸に切迫する。明日は投票日。。。。

2012年12月10日 (月)

早い雪。

外に目をやると、

斜めに降り続く白い小さな雪、時々みぞれ。

室温が10度を下回る朝が続き、

先週からの伊吹山の冠雪を眺めて、もうすぐ雪が降りてくるんだなと思っていたら

今朝は屋根が真っ白。去年より早い雪だ。Pc100131

二階の窓の外で、紅葉した蔦の葉が、

濡れていた。

米川に伸びたいろはもみじの枝に、

すっかり葉を落としたのに、たった一枚、

ひらひら舞っているのが見える。

この秋、最後の紅葉だね。。。。

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雪の多いこの町の、アーケードのない商店街の通りには

中央に融雪装置が埋設されていて、雪が降ると自動的に、

水が噴射するようになっている。

井戸を掘って、町人が共同で維持する北国インフラ、これがないと

除雪の労力は並大抵ではないのだ。

体力のない人にとって命にかかわる自然の厳しさがある。

Pc100133

さすがに、

のんきに「わぉ!雪、きれい!!」などとはしゃいでいられないことが分かってきた。。。

甘くはなかった!!!実は北陸に近かったのだ、長浜は!!!

インナーの重ね着、靴下の重ね履き、室内マフラー装着、はあたりまえ、

移住後に数キロ減った体重容量分は、確実に衣類で補てんしている。

毛糸の帽子、手袋やダウンがさして必需でもなかった暮らしは遠い記憶になった。

降雪がもたらすいささかブルーで重い冬迎えの複雑な気分も、

地元の方と共有できるようになって、

晴れて、認定「長浜ピープル2年生」? 

・・・来週は、はじめて長浜で選挙権を行使する。

2012年12月 4日 (火)

新解さんシリーズ 8 公約。

投票日が近づく。

山盛りの「公約」が私達の前に差し出されて。。。。

彼らは本当に「約束」するんだろうか?破ったら針千本飲む覚悟があるのだろうか?

言い替え、言い訳、すり替え、は聞き飽きた!

この小さな星の生命を守る思いを胸に、

嘘をつかず汗をかいて働いてくれる候補者を見分けなくては、大変なことになる。

久し振りに、新明解国語辞典を「読書」しよう!

book 第3・4版 「公約」

政府・政党など、公の立場にある者が選挙などの際に世間一般の人に対して、

約束すること。またはその約束。〔すぐに破られるものの意にも用いられる〕

・・・あらまぁ!すぐに破られるもの!と言い切るとは、身も蓋もない。いつからこんな日本になったのだっけ?

book 第5・6版 「公約」

政府・政党など、公の立場にある者が選挙などの際に世間一般の人に対して、

約束すること。またはその約束。〔実行を伴わないことも多い〕  (1997年改訂)

・・・・新解さんは、そもそも「公約」が信用できないことに苛立っているらしい。

その後も、政治家の約束不履行への怒りがうずまいていたことは、

「約束」 や、「無節操」、「自覚」の項の例文に、5版から加えられたトゲある口調で分かる。

新解さんの政治家不信の炎が、ペンを走らせたに違いない。

book 第5版 「約束」

「約」も「束」も、ちかう、ちぎる意。①近い将来、必ずそうなるということを△相手方に伝え、

了解を得る(相互に取り決める)こと。また、その内容。〔悪い意味には使わない〕 

「有権者への約束〔=公約}は守ってほしいものだ」

book 第5・6版 「無節操」

倫理的に見て、行為や考え方に全く一貫性が認められないこと。 「無節操な政治家」

book 第5版 「自覚」

自分の地位、責務や欠点がどんなものであるかを、よく考えて知っていること。

「罪の自覚を持たない政治家」

第5版までの新解さんは、無能で無責任なくせに議員になったヤツを、嘲り笑う!!!

book 初版~第5版 「笑わせる」

①人をあざける時に使う言葉。ちゃんちゃらおかしい。

「あいつが議員だなんて笑わせるよ」

punch

・・・・ 人間として清廉でない人物が

見識や気概がないまま立候補して、有権者をだますなんて、これは

ちゃんちゃらおかしいと、笑っては済ませられない!

代行者として、自覚を持って、約束を守って、公約を実行する、あたりまえの願いを

・・・国語の辞書の引用文にこめた新解さん!

新明解国語辞典よ!goodあなたは骨のあるヤツです! 

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