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2013年8月

2013年8月26日 (月)

DAYS JAPAN。

一枚の写真が国家を動かすこともある    

book  「DAYS JAPAN」 表紙右下の赤帯に白いメッセージが打ち抜かれている。

9daysjapanP8260583_2

最初のペエジを開くと、トップの一行は

人々の意志が戦争を止める日が必ず来る   と、赤の太ゴシック文字。

こんな確固とした主張を発信しつづけているフォトジャーナリズム月刊誌が他にあるだろうか?

http://www.daysjapan.net/

P8260581

もうメディアの嘘に騙されるのはうんざりだ。

真実を伝えないマスコミ、操られているTV報道や新聞各紙に不信感がふくらんでいくなか

(因って、店主の持っているテレビジョンAQUOSは退去させました)

↑各号のタイトルに見られるように、

戦闘地域や被災現場に足を踏み入れて取材し、

写し撮った生々しいメッセージを届けてくれる雑誌であり、

唯一信じられる報道として、受け取っている。

P8260584_2 震災以降、原発関連の記事が

 多いのはもちろん、

 放射能汚染の実測チームによる報告を

 連載して 細かい情報を伝えている。

← これは8月号の汚染マップの一部である。

 井戸川克隆氏、藤田祐幸氏、

 広瀬隆氏の文からも

 クラクラする怖ろしい現実を知らされる。

 ほかにも

福島空撮プロジェクト、 各国への原発輸出反対意見広告、

写真展、シンポジウム、講演会、図書出版など 多くの活発な行動もしている。

「何の罪もない小さな子どもや普通の市民が 次々に

殺されていく現実を、 何としても伝えなくてはならない」 という

気鋭のジャーナリスト広河隆一氏の思いが創り上げたDAYS JAPAN!

先日は、広河隆一編集長 https://twitter.com/RyuichiHirokawaが、

「原発事故後の世へ訴える力不足を実感」して引退を表明したことに、驚かされた。

次期編集長は公募で、読者が選ぶという試みを発表したのが話題になっている。

真実を報道するという行為を継続し、

人としての誇りを失わない次代のDAYS JAPANの推進力の出現を願うばかりだ。

https://twitter.com/DAYS_JAPAN で経緯を真剣に見守りたい。

camera

pencil

book

karaoke

 

 

 

2013年8月19日 (月)

道すがら、晩夏の花。

立秋が過ぎても残暑の日々、、。

町中のたった30分ほどの朝の散歩路で、こんなにいろんな花に会える。

camera 天上の青 朝顔。

Cimg2912

camera 路地の鉢植え、ねむの花。

P8300619_2

camera さるすべりの白花。塀からあふれんばかりに、雪の花のよう!

P8170465

camera 桔梗の清楚なむらさきいろ。

P8210496_2

camera 咲きはじめている、舎那院の芙蓉の花。

P8170482

camera八幡宮でも我が住処の庭でも伸びてる花。(名前を教えて!)

《回答》 ↓ヨウシュヤマゴボウ 有毒外来種 要注意!。(by Ms Sugar )

P8170451

camera そして、我が住処にぴったり蔓を伸ばしている仙人草。

P8190528

晩夏花見をしているうちに、いつの間にか、暑さを忘れてしまった気分。

今年の異常な高温にもへこたれずに咲いてくれて、

ほんとに有難う!!晩夏の花たち!!

ふと米川に目をやると、黒い蜻蛉が、し~~んと黙考中。

camera お歯黒蜻蛉

P7090286


さて、つくつく法師の声を聞きながら、これから忙しい一日の始まりだ。。。

2013年8月13日 (火)

湖国の俳人 関戸靖子さん。

ゆう壱番街も人の行き来が多くなるお盆。

酷暑の日、盂蘭盆会のお参りのために、

宇治から、長浜へ墓参に来られたNさん夫婦が娘さんを連れてご来店くださる。

「亡き姉は、以前に長浜に在った『ラリルレロ書店』(1950~)によく行って、店主の詩人武田豊さんに

いろいろ教えてもらったらしいのです。ラリおじさんと呼んでいました。」

!!長浜にはかつて、本当に素晴らしい古本屋が存在していた!!!!(。。泣きそうだ)

N氏から頂戴した遺作句集二冊と主宰「聲」数部は

さざなみ古書店で大切にさせていただく。

4年前に病気で逝去された姉上、長浜生まれの関戸靖子さん(1931~2009)が

遺された作品群にはじめて触れることになった。

P8130429

「故郷のあの湖の景色や、住み馴れた宇治のこの山河の風景の色を、紺に籠めて」

「もし齢に色があるとしたら紺でしょうか」と、

作者は句集の題を「紺(こん)」とした。

mist

 濃紅梅近江にほとけごとありて

 みづうみの親魞子魞霞みけり  ※魞(えり) 竹などでつくる定置漁の道具

 妹川姉川秋の蛍かな

 まだ何も置かぬ文机雪来るか

私は湖国に住んでまだ2年半にしかならないから、地名も風物も未知のことばかりだが、

関戸さんの俳句からは、

琵琶湖を巡る近江の折々の空気が親しく感じられ、

風景を眼に浮かべてみたくなる。

moon3

 夜濯やむかしは川のくらかりき

暑すぎる日など、夜に洗って干すこともするので

作者と同じように、

炎天の昼間を避けて夜のとばりが降りたころ、カワドに降り、

米川の水で布や衣を濯(すす)いでいた昔の情景を、くっきり想像してしまう。

女人の見上げた空には月が出てたかしらん。

関戸靖子さん主宰の句会「聲」の最終号に寄せられた

追悼句のなかからこの句を、、、。

命日の8月17日には紺色の花に、亡き俳人を偲びたい。

 ひたすらに紺の朝顔咲きにけり

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2

2013年8月 7日 (水)

塚本邦雄の本を探すなら、その壱。

炎暑のため、青菜に塩。。。。頭の回路も途切れそうな八月。。。

「秋立つ日」に、少しは秋を妄想して、気分を立て直してみる。  513gy4wjcal_sl500_aa300_

BRUTUS 6月15日号「古本屋好き。」の、

「この100ジャンルに強い100古書店」記事に

塚本邦雄の本を探すなら」 と載せていただいたさざなみ古書店では

40年前から集めてきた塚本著書をたくさん並べている。

(塚本邦雄 1920年8月7日~2005年6月9日没)

東日本大震災で愛蔵書を流失された方から、

本の問い合わせメールを頂戴した。

お探しの本がちょうど手持ちであったのでお役にたてると嬉しい。

時間をかけて集めてきた心の拠りどころが消えてしまった喪失感を思うと、

お慰めする言葉が見つからない。

志や感性や造本の技を結集して造られた一冊の本は、美しいものだ。

今さらながら、本が支えてくれる大きな力に感謝したい。

滋賀県湖北五個荘出身の、博覧強記の歌人塚本邦雄を、

滋賀びとに知ってほしいこともあり、

著書のなかからとびきり美しい本をいくつか紹介したい。

P8070420_2 ←book 黄道遺文」 

 (月讀小説集)1980 書肆季節社

 布帙函入り 限定555部 署名入り。

 12箇月12宮の物語。

 各月に分かれた本文は

 塚本自身による細書ペン字を印刷したもの。

 活字でないので

 著者と至近距離の感覚になる。

book  →P8070397_2

雨の四君子」 (瞬篇小説集)特装本 

1975 六法出版社 限定250部 墨書揮毫入 

表紙には羊歯などの植物の葉っぱや花びらが

漉き込んである仏蘭西の手抄紙。

函に貼られた渋い苔色の和紙は

触れるのも心地よい。

本文に添えられた河本五郎の

朗らかなタッチの墨の挿畫も、P8070423_2

楽しめるし、

目次のレイアウトも、こんなふうに面白い。→

彼の世界は独断で毒気に充ちている。

際どい洒脱な諧謔と、皮肉。

緊密で絶望的、異端、

腐りかけたワインのような豊潤な

塚本邦雄の日本語の世界に

迷いこんでは、必ず、強烈に

ノックアウトされ続けてきた店主は、自虐的なのかもしれない。

ただ、鮒ずしをお好みの滋賀びとなら、塚本作品テイストには食指が動くかも。(・・・・・???)

塚本の美しい本がまだまだあるので

次回にお見せしたい。

(続く)

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