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2013年11月 4日 (月)

小さなベスト。

ちいさな人のために

せっせと編み棒を動かすこと。

ふたりの娘のためにそんなことをしたのは数十年前だった。

秋風が吹きはじめて

膝掛けがほしくなる季節の

今年最初の毛糸しごとは、ちいさな「ゆうくん」の生成りのベスト。

編み棒にぶら下がってる身ごろは縮こまって、妙に小さく、心配になってくる。

こんなに狭い幅?と思いながら肩山までの減らし目をしてゆく。

Pb020107_2


これからずんずん成長してゆく小さなひとのために、

なにかをする、、、。

人生のゆるい坂道をだらだら下っている風景のなかにあって

特別な、胸が高鳴ることのひとつだ。

ずっと向こうに広がる「ゆうくん」の未来とひそやかに繋がってみる、今の豊かなひととき。

母である自分、母になった娘、広い肩をもつ男子となっていつか父親になるだろう「ゆうくん」・・・・

「毛糸を編みすすむ手仕事」がくれる、

繭のなかで過ごすような、静かな、静かな、時間だから、

奇跡のようにつながったひとすじの不思議な道だけを思うことができる。

Pb020108

出来たベストを包みにして、郵便局から送る。

寒さが来る前に。

実は、ね、

至福の贈りものを受け取っているのは、私なんだ。

ありがとう!ゆうくん。

「あったかいね、キョーコサンのベスト。」と言ってくれるかな。

denim

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コメント

私の息子に青いニットの上下を編んでくれた亡き母を思い出し、胸がぎゅうっとなりました。今日も素敵な文章をありがとうございます。

hujimotoyaさま

こんばんは。晴れたり、時雨れたりの一日でしたね。

お母様にとって、青いニットを編まれた時間は、きっと宝物のような時間だったと思いますよ。 
しみじみと嬉しい感想をくださって有難うございます。

戦中の人だったので、もったいない精神で祖母の作る、残ったいろんな色の糸で編まれたセーターやマフラーが嫌いだった小学生の頃。
大人になって、芸術をかじった頃から、その斬新なパッチワークに惚れ込んで愛用しだした頃には、祖母はもうこの世にいませんでした (._.)
今でも作品は、僕がすべて所有しています♪( ´θ`)ノ
たまに、祖母の手編みのマフラーを見て、「どこのブランド?」と聞かれることが、たまらなく快感であります。
時代が祖母に追いついた(笑)

なので次回作は、割とサイズを問わず、先々まで愛用できるマフラーはいかがですか?

マスターさま

おばあさま特製のおシャレなマフラーを巻いて、ぜひいらして下さい。
参考にさせてくださいませ。
・・・やる気出てきてます!!笑

今よりも寒かったあのころ
母の手編みのセーターを着て
遊んでいた 学校へはその上に
これもお手製のスモックを着て
いつもぬくもりを感じていた

先日秋の陽だまりのなかで
1歳半の「ゆーちゃん」と二人きりで
ぬくもりを感じながら至福の時を過ごした

ぬくもりは記憶を呼び戻し
幸せを感じさせてくれる


東方のbillyさま

手編みのものの思い出をたぐり寄せて
遠い日を感じていただけて、よかった。
ちいさなひとと、温かい時間を・・・・。

今日 ポールマッカートニーが 来日しましたね  さざなみさんを思い出しました

素敵なベストですね。大きくなっても、思い出に残るでしよう。

11日ポール様に会いに行きます。店主は?

職人Mさま

ちょうどMさまのブログを読んで
お元気そうだなと思っていたところです。
Sir Paul が大阪の空港に着いた画像をTwitterで見て
お~っ♡ポール!ってつぶやいておりました。

いつも夢見る少女でいたいSさま

こんばんは。11日公演に行かれるのですか。
私は過去、東京ドームへも追っかけて見たのに、今回は(意識的に)見送りです。
好き過ぎて?彼の老いを感知するのは忍びない。・・(51年間のファン心理かも)
でもPaul のツィートはフォロウし、最新の「NEW」はしっかり聴いていますよ~~。

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