フォト
2016年3月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

« 三次人形、土の雛。 | トップページ | 大葉種漬花(おおばたねつけばな)。 »

2014年2月20日 (木)

梅さぐる。

梅探る(さぐる) という冬の季語もあるけれど、

梅二月とはいえ、冷たい湖北ではまだ戸外の梅はなかなかほころばない。

そんな時季に、湖岸の公園で

早咲きの白梅一輪を見~つけた!!

まだ梅林全体は身を固くした気配のなかにあるなかで、先駆けらしい、一本の小ぶりの白梅。

しかも、その枝に、たった一輪。

仲間の梅たちへ、開花スタンバイを指令する役目のトップランナーかしら。

P2200442

湖からの風が渡って心地よい。

林を通り抜けて、岸に出る。 波の音がする。

P2200418_3

水鳥たちはくつろいで羽根を休めている様子。

P2200410

この町へ来たばかりの頃、

湖面の色も、波の音も、風も、遠景も、水鳥たちの仕草も、

何もかも珍しくて、旅人のようにいつまでも見入ったものだ。

そして、、また今朝、発見したものがある。P2200397_3

お城のそばの大きな松の木のてっぺん。

樹木を守るためにふんだんに藁縄を使って、

幾条にも吊られた「雪吊り」。

静けさをたたえた美しい造形で、万全の冬構えをほどこされている。

その、てっぺんに見えたのは「瓢箪」だ! 

植木職人の腕の冴えと、風雅な遊び心に、拍手!

P2200395

秀吉の「六瓢箪」の長浜ならではの造形のセンスが光る。

以前のてっぺんは、花結びだった。

なんだか楽しくなって、広場のまわりを歩く。

花壇のラベンダー群に目をやると

冬越えの沈んだ色の草むらのなかから

初々しい少女たちのように、

少し身をよじった新芽がふくらんでる。

P2200430

先週来、オリンピックより人命が軽視されて、情報も対策も救出も遅れ、

豪雪による死者も出た地方のことなど、さまざま憂いの種が消えず

気分の浮き上がらないことが続いているが、

確かにめぐってきた春を

草花たちのように

樹木たちのように、

素直に受け取り、

飾らない素直な細胞そのものになって、

もっと素直な視線で見たり、感じたりしたい。

季節をようく身体に沁みわたらせることが出来たなら

遠い宇宙からの力をもらえるのかも知れない。

今朝は、ほんとうに清々しい散策だった。

 

« 三次人形、土の雛。 | トップページ | 大葉種漬花(おおばたねつけばな)。 »

コメント

豊公園の散策でしょうか。

琵琶湖は いつ見ても美しいですね。
三月も近くなり これから 梅、桜と続いて
華やかな季節も待っています。

湖北の春はことの他 恵み豊で
静かな慶びに溢れています。

冬の遠くまで見渡せる厳しい美しさとは
お別れですね。

ふう子さま

豊公園(ほうこうえん)の散策は気持ちいいですね~~。

当店にある戦前の、cameraレトロなモノクロ観光絵葉書の一枚、
「豊公園」の桜の風景写真に、横文字で
「HO PARK」という横文字がつけてあります。
「豊公」「園」 でなくて「豊」「公園」 になっていました。
果たしてどちらが正解なのでしょうか?

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1544525/55067128

この記事へのトラックバック一覧です: 梅さぐる。:

« 三次人形、土の雛。 | トップページ | 大葉種漬花(おおばたねつけばな)。 »