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2014年3月

2014年3月25日 (火)

芽ぶき。

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梅白し 暖かき日も寒き日も」 原石鼎

水滴の凍るゆふべぞ梅にほふ」 水原秋桜子

・・・梅の花も香しくほころんで、陽春の気配がしたかと思えば、

次の日には冷たい雪交じりの風雨が吹きあれ、あわててストーブに身体を寄せる日々。

この3月の空もようは気まぐれだこと。

でもやっと、気温が10度を越えた昨日あたりから、厚地のコオトを脱いで歩けるようになった。

くまなくふりそそぐ太陽のひかりはありがたい。

樹木や草花は、咲きはじめの、そのときを決して逃さない。

屹立する芽は、まるで光を集めるアンテナのようなカタチ。

大気中のエネルギーと、根っこから伝わるエネジーと交信させながら

芽の胎内では、生気を激しく燃やして

これから始まる生存のための懸命な装備作りが行われているはずだ。

ぬくとい朝、

思わず、うらうらと、芽に会いながら、寄り道の散歩をしてしまった。

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そして道端では

いつのまにか咲い愛らしい花たちが顔を見せて、

うふふっと笑いさざめいていた。

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けふもいちにち風をあるいてきた」  

どこでも死ねるからだで春風」 種田山頭火

みなさまも、にっこりと

いい春を~~~。

 

2014年3月14日 (金)

アンネの日記。

アンネの残したメモの中から発見されたアンネのつぶやき。

book 「悲劇の少女アンネ」シュナ-ベル 1987偕成社 52刷

この地球は、みんなが仲よく暮らしていくのにけっしてせますぎないはずです。 

みんなが神をうやまい、話し合い、とぼしいものをわかちあえば、 

びんぼうな人、不幸な人など、ひとりもいなくなるはずです。」

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↓この本の挿絵は、「かたあしだちょうのエルフ」の作者である敬愛する画家 小野木学。

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一家は迫害を逃れるため、息をひそめ、自由の無い生活に耐えながら

アムステルダムの運河沿いの古い建物の奥で

戦争が終わるのを待とうとした。

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 book 「アンネの日記 皆藤幸蔵訳  1980年 文芸春秋 」

日記を心の友として、アンネは「キティ」と呼んで話しかけ続ける。

1944年8月1日火曜日 という日付の、日記の最終のペエジには、

揺れ動く思春期の少女の理知的でみずみずしい言葉があふれる。

物事を明るい方へ考え、豊かなユーモアで受け止め、利発で思いやりの深い性格は

ジュディにもパレアナにも共通のものだ。

隠れ家のなかの心の友キティに、アンネは自分のことを、実に少女らしい繊細さで告白する。

「いい方のアンネは、人前では決して顔を出しません。これまでただの一度も出したことは 

ありません。しかし私一人のときは、いつも彼女が君臨しています。 

私は心の中では、どんな人間になりたいのか、今の自分はどんな人間はよく知っていますが 

それを心の中におさめておくだけです。」

「こうして、悪いアンネがいつも表面に出ていて、 

内側に隠れているアンネは、―もしこの世の中に自分一人だけだったら― 

自分はこういう人間になりたい、こういう人間になれると想像をめぐらしながら、 

そういう人間になる方法を、絶えず思案しています。 」

・・・精神の限りない自由な世界に足をふみいれ、

これから思索をふかめるであろうアンネの青春がはじまったばかりの時である。

心身ともに疲れ果てた2年以上にわたる隠れ家生活がついに終わるのが、その3日後、、

ナチ党が踏み込んできて、囚われたフランク一家は収容所へ送られる。

隠れ家の床に散乱した書類のなかに混じっていたアンネの日記は、

難を免れて、その後、ただひとり強制収容所から帰還した父フランクの手に渡る。

1929年6月12日に家族から祝福されて誕生した健やかで賢い女の子、アンネ・フランクは

収容所で15歳と9か月の生涯を終えた。

生きていてほしかった。すべての戦争犠牲者に生きてほしかった。

人間が起こす愚かしい戦争によって、生命の重さを、容赦なく変えられてはたまらない。

私の母は、アンネと同じ年に生まれた。

女学校のとき、

学徒動員された工場で一掃射撃に遭い逃げ惑った体験をした。

同級生は負傷したという怖い記憶をたどりながら、話す顔もつらそうだった。

当事者は深いところで尊厳を傷つけられていて、

忌まわしい記憶に蓋をし、いつも多くを語れない。

人が人を敵と見なして、殺しに来る、、こんな悪夢は二度とごめんだ。

2014年3月 1日 (土)

大葉種漬花(おおばたねつけばな)。

住処の川べりにあるカワド、

冬の間は、細い通路に屋根雪が降りて溜まるので、閉じていたが、ようやく

木の戸をあけてカワドに降りてみた。

まぁ!!こんもりと春。 一足先に陽だまりに緑の春が来ていた。

最下段には、いつのまにか堆積した土に、種がやって来てくれたらしい。

鮮やかな葉っぱと白い花が咲いて、 まるで小さな畑。

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昨日、東京から車でやって来た4人 (ともだちのともだち、初対面。会ってすぐともだちになった)

がここを見て楽しんでくれた。

そのとき、パクリと葉っぱを口に入れた、「歩く植物図鑑」と呼ばれているSさんによると、

アブラナ科の、「オオバたねつけばな」という食べられる草だという。

いかにも、ちょっと山葵のような辛味があって、美味しいこと!!

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『牧野新日本植物図鑑』(1970年)には

「種漬花。苗代を作る直前に,米の種籾を水に漬す時期に盛んに花が咲くのでこの名がついた。」

※四国の松山ではテイレギと呼んで,昔から刺身のつまなどに珍重されているらしい。

食用とあるので、

早春の食卓に、裏のカワドから家へやって来てくれた「山草」として

ありがたくいただこう!!

今夜はしゃきしゃきサラダ。サーモンと若布と蓮根を添えて。

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私はこの小さな川に一目ぼれして移住して以来、

澄んだ流れに、気持ちの濁りを洗ってもらい、

小鮎を獲って塩焼きでいただき、(笑)

水面に映った朝焼けや、空の色や、月影に、きゅんとしびれ、

清らかな川風を浴びて、

まぁ、毎日どれほど多くのものを頂戴しているかしら。

そのうえ、山草のミニ畑までいただけるなんて、果報者だ。

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・・・あとは米川の水力で電気を作れると最高だ。 ← 厚かましいこと!

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