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2014年3月14日 (金)

アンネの日記。

アンネの残したメモの中から発見されたアンネのつぶやき。

book 「悲劇の少女アンネ」シュナ-ベル 1987偕成社 52刷

この地球は、みんなが仲よく暮らしていくのにけっしてせますぎないはずです。 

みんなが神をうやまい、話し合い、とぼしいものをわかちあえば、 

びんぼうな人、不幸な人など、ひとりもいなくなるはずです。」

P3140586

↓この本の挿絵は、「かたあしだちょうのエルフ」の作者である敬愛する画家 小野木学。

P3140588_2

一家は迫害を逃れるため、息をひそめ、自由の無い生活に耐えながら

アムステルダムの運河沿いの古い建物の奥で

戦争が終わるのを待とうとした。

P3140599

 book 「アンネの日記 皆藤幸蔵訳  1980年 文芸春秋 」

日記を心の友として、アンネは「キティ」と呼んで話しかけ続ける。

1944年8月1日火曜日 という日付の、日記の最終のペエジには、

揺れ動く思春期の少女の理知的でみずみずしい言葉があふれる。

物事を明るい方へ考え、豊かなユーモアで受け止め、利発で思いやりの深い性格は

ジュディにもパレアナにも共通のものだ。

隠れ家のなかの心の友キティに、アンネは自分のことを、実に少女らしい繊細さで告白する。

「いい方のアンネは、人前では決して顔を出しません。これまでただの一度も出したことは 

ありません。しかし私一人のときは、いつも彼女が君臨しています。 

私は心の中では、どんな人間になりたいのか、今の自分はどんな人間はよく知っていますが 

それを心の中におさめておくだけです。」

「こうして、悪いアンネがいつも表面に出ていて、 

内側に隠れているアンネは、―もしこの世の中に自分一人だけだったら― 

自分はこういう人間になりたい、こういう人間になれると想像をめぐらしながら、 

そういう人間になる方法を、絶えず思案しています。 」

・・・精神の限りない自由な世界に足をふみいれ、

これから思索をふかめるであろうアンネの青春がはじまったばかりの時である。

心身ともに疲れ果てた2年以上にわたる隠れ家生活がついに終わるのが、その3日後、、

ナチ党が踏み込んできて、囚われたフランク一家は収容所へ送られる。

隠れ家の床に散乱した書類のなかに混じっていたアンネの日記は、

難を免れて、その後、ただひとり強制収容所から帰還した父フランクの手に渡る。

1929年6月12日に家族から祝福されて誕生した健やかで賢い女の子、アンネ・フランクは

収容所で15歳と9か月の生涯を終えた。

生きていてほしかった。すべての戦争犠牲者に生きてほしかった。

人間が起こす愚かしい戦争によって、生命の重さを、容赦なく変えられてはたまらない。

私の母は、アンネと同じ年に生まれた。

女学校のとき、

学徒動員された工場で一掃射撃に遭い逃げ惑った体験をした。

同級生は負傷したという怖い記憶をたどりながら、話す顔もつらそうだった。

当事者は深いところで尊厳を傷つけられていて、

忌まわしい記憶に蓋をし、いつも多くを語れない。

人が人を敵と見なして、殺しに来る、、こんな悪夢は二度とごめんだ。

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コメント

昨年、塚本の反故のことでコメントさせていただいた山岸でございます。いかがお過ごしですか。

さてその塚本の反故ですが、ひとつ見つけました。

http://store.shopping.yahoo.co.jp/xys4x7jpcqald6wjtpedn6mbie/mx3cc2mv0k.html

適正な価格というかむしろ安く出ているのではと思い、お知らせかたがたコメントさせていただいた次第です。

反故を額装したら得も言われぬ味がでそうですね。すこしいびつな李朝の茶器のようで。

山岸さま

こんにちは。
春めいてきましたね。
塚本毛筆反故の情報有難うございました。
ちょうど翌日、Yahooからのメール「あなたへのおすすめ商品」にて
この出品情報が送られてきました。ヤルネ、ヤフ~~。
でも、ヤフーより早い山岸さん情報!
私は、作者が世に出さなかったモノなので、いささかそっとしておきたいファン心理でサイトを拝見しています。

さざなみ様

こんにちは。春一番も吹いて春を実感できる陽気になりました。

ファン心理、なんとなくわかるような気がします。しかし私などは欲しくなってしまう口でして(^-^;

見たことのない塚本ものまた追加されています。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/xys4x7jpcqald6wjtpedn6mbie/c3bbb2ce.html
塚本のチェックや書き入れはやはり見てみたいものですね。

山岸さま

こんにちは。
長浜は朝から雪が舞い、かなり寒いです~~!!
毛糸の手袋、洗濯してしまいましたのに、、、。(笑)

塚本邦雄の書きいれのある蔵書・・・・欲しい!
でも、畏れ多い、、、、←どっちヤネン? 
でもそんなものが出まわるなんて、介護も没後も大変だったでしょうけど、「靑史さん、しっかりしてよ。」って言っちゃいたくなる。
・・・そんな微妙な心理でございます。いつも貴重な情報を下さって有難うございます!!

雪でしたか。一度春を感じてしまうと雪は嫌ですね。

どれも噂レベルの話でしかないのですが、私が小耳に挟むかぎり、どうもご子息は意図的に塚本のものを出されているような。こういう品が出て来ないと研究が進まないという事情もあるのかもしれません。

これも噂ですが超一級の一時資料がどなたかの手に渡ったとか。そのうち塚本に関する新しい事実が明らかになるかもと期待しています。

山岸さま

こんにちは。晴れた日曜日です。
マニアならではの情報、有難うございます。
晩年とよぶ時期、当時ご自宅でふたりで暮らしていた靑史さんから、注文した本が送られてきたことがあります。
塚本自身によってなされたという格別シュールな梱包を見て、その惨い現実に絶句した記憶があります。靑史さんの抱えるものの重さを想像できる件でした。

今後の塚本研究成果が楽しみですね。
来年は没後10年、深掘りした読み物がどっと出ますかしらね。

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